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“脱”思い出せない!食事でできる物忘れ予防をご紹介!

  こんにちは!毎週金曜日にお届けしております【管理栄養士からのあったか健康通信】です!
今週は下雅意が担当します。

歳を重ねるにつれ、ちょっとしたことが思い出せなかったり、何度も同じことを聞いてしまった…という経験はありませんか?
物忘れは加齢とともに現れる自然な老化現象ではありますが、やはり物忘れが多くなると不安になってしまいますよね。

そこで、今回は物忘れを防ぐ食材と食事のポイントをご紹介致します!

実は身近にあった!予防効果がある食材とは!?

 

物忘れ予防には運動や頭の体操だけでなく、食事面でも工夫できることがあります。
特に予防効果のある食材を3つご紹介します!

≪DHAが豊富な“魚”≫
魚の脂には脳細胞を作ったり、活性化させるDHAが豊富で頭の回転がUP!
DHAは魚の中でも脂たっぷりの赤身魚に豊富です。効率的にとるには、魚の脂を無駄にしない調理法にしましょう。

お刺身はもちろん、加熱するときは、脂をそのまま食べられる煮つけやお吸い物がおすすめ!
また、サバ缶やサンマ缶等の缶詰を汁ごと使用すれば、簡単に魚の脂まで摂れるため便利ですね。
反対に焼き魚は脂が落ちやすいので、ホイル焼きなどにするといいですよ。

≪カテキンたっぷりな“緑茶”≫
渋み成分のカテキンは物忘れの原因物質を抑える働きがあります。
緑茶などの緑色のお茶に多く含まれており、「1日3杯以上」を目安に飲みましょう。

普段の飲み物を緑茶に置き換えてみるだけで、生活に取り入れやすく、習慣化しやすいので是非お試しください♪

≪細胞の老化ストップ!“赤ワイン”≫
私たちの体には細胞の老化を遅らせる遺伝子が眠っています。
赤ワインには、その遺伝子を活性化させる効果がある栄養素が含まれているので、1日1~2杯程度を目安に取り入れてみましょう。

アルコールが苦手な方や飲酒を控える必要がある方は、調理酒として使用すれば、アルコールが飛ぶ上に、臭み消しや、食材を柔らかくする嬉しい効果もあるのでおすすめですよ。

食材だけでなく食べ方にも気を付けましょう!

物忘れ防止に効く食材をご紹介しましたが、そもそも物忘れを発症しやすい人の傾向として「生活習慣病にかかっている」という点があります。
そのために、物忘れが気になりだす前から、生活習慣病にならないような食生活を意識しましょう。

1、バランスの良い食事を心掛けよう!
体に良い食材は様々ありますが、どれもバランスよく取り入れることが重要。
何かに偏った食事ではなく、一汁三菜を意識してバランスの良い食事にしましょう。
また、色んな食材を使うことで彩りも良くなり楽しいお食事になりますよ♪

2、塩分は1日7.5gまで!
日本人は塩分を摂りすぎている傾向にありますが、高血圧になってしまうと、脳にも負担がかかってしまいます。
1日の塩分量を男性で7.5g、女性で6.5gを目安にしましょう。

また、野菜や果物、海藻類に含まれるカリウムには、体内の塩分を排泄する働きがあるため、サラダなどを1品付け加えるのもおすすめです。

3、糖質を食べ過ぎ厳禁!
必要以上に糖質を取りすぎると糖尿病や動脈硬化のリスクが高まることも…
血糖値をコントロールするためにも、糖質の多い甘いお菓子、うどんや食パンなどの炭水化物の食べ過ぎは控えましょう。

食物繊維が豊富な野菜やきのこ類、海藻類は、血糖値の上昇を抑えくれるため、食事の最初に積極的に摂るように心がけてみましょう!

 いかがでしたか。
普段のお食事を見直してみることが物忘れ予防の第一歩!
できることから少しづつ始めてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まとめ

 物忘れ防止に効果的な3つの食材!

魚の脂には脳細胞を作ったり活性化させるDHAが豊富。また、緑茶や赤ワインにも物忘れに効果的な栄養素が含まれているので普段の飲み物から置き換えてみるのはいかがでしょうか。

 生活習慣病は物忘れの発症原因になりやすい!

物忘れを発症しやすい人には「生活習慣病にかかっている」という傾向が。そのため、バランスの良い食事や、塩分・糖質の摂りすぎに普段から気を付けていきましょう。

       

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