ウェルネスダイニング公式Blog

便秘気味の方必見!今が旬の梨を食べよう♪

  こんにちは!毎週金曜日にお届けしております【管理栄養士からのあったか健康通信】です!
今週は高木が担当します。

8月も中旬となりましたが、まだまだ蒸し暑い日が続きますね。
たくさん汗をかき身体が脱水状態になると、
便の水分量が減り、便秘の原因となることがあります。

そんな時には、今が旬の「梨」をおすすめします!
おなかの調子が気になる人にとって、
梨は心強い味方になってくれます。

そこで今回は、梨の便秘解消に効く栄養と
保存方法についてご紹介しますので
ぜひ最後までお読みください♪

便秘解消効果がすごい&○○の消化を助けてくれる!!

 

梨のシャキシャキとした独特の食感は、果肉の細胞壁によるもの。
その細胞内にはリグニンやペントザンといった
体内で消化されない「難消化性の食物繊維」が含まれています。

難消化性の食物繊維は消化作用を受けないため
便の体積を増やす材料となり、
腸を刺激して排便リズムを回復させることで便秘解消に繋がります。

更に注目したいのが
梨のすっきりとした甘さである「ソルビトール」という甘未成分!

ひんやりとした独特な舌触りの甘未の他、
保水力に優れているため便の水分量を増やして便をやわらかくし
便通を良くする働きがあります。

難消化性の食物繊維」×「ソルビトール」の2つの効果は
お腹の調子が気になるという方には強い味方になるはずです。

———————————————————————————-

さらに梨には、「プロテアーゼ」という
タンパク質を分解する酵素も含まれています。

すりおろした果肉を肉や魚に漬けこんでおくだけで
分解が進み、柔らかく消化に優しい仕上がりになります。

ちなみに酵素は熱に弱く
人肌以上の温度になると効果が失われてしまうので、
下調理の際にタレと合わせて漬け込んでから調理にしましょう。

なお、果肉の栄養素は皮に多く含まれているので
よく洗った後に皮ごとすりおろして使うことがおすすめです。

みずみずしさを保つ保存方法

便秘改善のためには、水分補給も大切です。
実は、梨の約90%は水分でかつミネラルも豊富なため
汗をたくさんかくこの時期にピッタリ!

しかし、水分が多い分鮮度が落ちるのも早いため
梨のみずみずしさを保つ保存方法をご紹介します!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.梨をそのままペーパータオルで1個ずつ包む

2.ラップで全体を覆い、ポリ袋に入れる

3.ヘタをにして置き、冷蔵庫で保存する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

梨を保存する際のポイントは、2つ!
【1.水分の蒸発を抑えること 2.追熟を抑えること】

特に、ヘタを下にして逆さまに保存することが重要で、
呼吸が進むと、いわゆる「熟れた状態」になり
食感も味も悪くなってしまいます。

梨の呼吸が抑えられ、鮮度の劣化がゆるやかになると
冷蔵庫で約1週間程度日持ちするので是非お試しください!

いかがでしたか?
旬の梨でおなかの調子を整えて
夏の便秘とおさらばしましょう♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

まとめ

 お腹の調子が気になるという方に強い味方!!

梨に含まれる「難消化性の食物繊維」×「ソルビトール」で腸の動きを刺激して便秘解消に!!

 すりおろした果肉を活用!

タンパク質を分解する効果のあるプロテアーゼを豊富に含んでいます。
すりおろした果肉を肉や魚に漬け込むことで柔らかい仕上がりに!
果肉の栄養素は皮に多く含まれているのでよく洗った後に皮ごとすりおろして使うと◎

 保存方法について

梨は水分が多い分鮮度が落ちるのも早いです。みずみずしさを保つためには下記のポイントを参考に!
1.梨をそのままペーパータオルで1個ずつ包む
2.ラップで全体を覆い、ポリ袋に入れる
3.ヘタを下にして置き、冷蔵庫で保存する

       

毎回食事を作るのは大変…という方にはこちらがオススメ!

生活習慣病などにより、ご自身で食事制限をしなければいけない方、
またそのご家族の負担を少しでも軽くするために、全国へ食事をお届けしています。

制限食に特化した気配り宅配食や料理キット、
高齢者介護事業の一環であるやわらか宅配食をはじめ、
減塩に役立つスープ食やおみおつけを展開しています。

また、食事制限を新たな視点から捉え、
体づくりを手助けするたんぱく質が摂れる脂質調整食もご用意しています。

食事制限は「続けること」が大事
毎日の食事制限を続けるために、ぜひ宅配食を利用してみてはいかがでしょうか。


ウェルネスダイニングの宅配食を見る