今週は大西が担当いたします。
いつまでも楽しく食事をする上で大切な「歯」。
歯を失うと噛む力が弱くなってしまい、上手く食事ができず、十分に栄養を摂取できなくなってしまいます。
その上で歯を失う原因の一つである「虫歯」。
気づいた時には歯を抜かないといけない…なんてことにならないように、今回は食事での虫歯予防の方法について2つご紹介します。
よく噛んで食べよう!
よく噛んでたくさん「唾液」を出すことを意識してみましょう。
その理由は、唾液が【アルカリ性】の性質を持っているから!
通常、私たちの口の中は【中性】に保たれていますが、食べ物や飲み物が口の中に入ると、口の中が【酸性】に傾きます。
そして、酸性状態の口の中は、虫歯菌が活動しやすくなるため、虫歯になりやすいのです。
しかし、唾液が出ることで口の中を中和!
酸性になった歯を戻しやすくすることができます。
目標は、ひとくちにつき「30回噛むこと」。
また、食後に口を水でゆすぐことでも、口の中を中性に戻すことが期待できるため、どうしてもよく噛むことが難しい場合はおすすめです。
○○を摂ろう!
普段の食事で「食物繊維」の多い食材を意識して取り入れてみましょう。
食物繊維には歯の表面を掃除する働きがあり、虫歯菌の塊である歯垢などの汚れを取り除くことが期待できます!
また、食物繊維を多く含む食材はよく噛まないとなかなか飲み込めません。そのため、自然と唾液の量を増やすことにも繋がります。
食物繊維を豊富に含む食材としては、【野菜・海藻類・きのこ類・芋類】など。
これらの食材をぜひ今晩の献立にプラスしてみてくださいね♪
いつまでも健康な歯を保つために、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
よく噛む!1口30回が目安!
唾液を出すことで、虫歯菌が繁殖しにくい口内環境になります。
食物繊維を食べよう!
虫歯菌の塊である歯垢などの汚れを取り除くことが期待できます。