今週は伊藤が担当します。
マスクをして外出する生活が日常となった今、『マスク肌荒れ』に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
マスクを外しての外出もなかなか難しいため、悪化しやすいのも難点ですよね。
薬を塗ったりスキンケアに気を遣ったりと対策は様々ですが、今回は、食事からできる対策のポイントをご紹介します!
マスク肌荒れの原因とは?
マスク肌荒れの原因はズバリ!
肌の“バリア機能”の低下です。
肌の表面である角質層は、紫外線や摩擦などの刺激から肌を守り、水分量を正常に保つバリア機能があります。
しかし、マスクの内側は高温多湿。
肌がマスク内部の水分を過剰に含むことで角質層がふやけ、バリア機能が低下してしまいます。
低下したのちに、マスクの隙間から入る紫外線やマスクと擦れる刺激を肌がダイレクトに受けるため、大きな負担がかかります。
加えて、肌の内側の水分が外に抜け乾燥もするため、結果として“マスク肌荒れ”に繋がってしまうのです。
“脱”マスク肌荒れに!重要な栄養素をご紹介!
つまり、マスク肌荒れの対策は、肌の“バリア機能”を高めることがカギ!
次に紹介する食材を、積極的に摂りましょう。
1.【セラミド】を含む食材
肌の角質層の成分である【セラミド】を摂ることが、バリア機能を高める近道に。
最近では、セラミド配合の化粧水もよく見かけますが、食事から摂取するのも効果的です♩
★食材例★
こんにゃく、大豆製品、ひじき、 わかめ等
主に暗い色の食材に多く含まれています。
また、セラミドは油と相性が良いため、さっと炒めてから食べると◎
大豆とひじきの煮物やこんにゃくとわかめの炒め物など、1品足してみてはいかがでしょうか。
2.【ケルセチン】を含む食材
セラミドは、食事以外にも肌の正常な新陳代謝によって作られます。
新陳代謝を促すには、血流を良くすることがポイント!
そんな血流改善には、【ケルセチン】を含む食材がおすすめ。
なぜなら、ケルセチンは血管のしなやかさと血液中の赤血球の柔軟性を保つ働きがあるため、血液がスムーズに流れるからです。
★食材例★
玉ねぎ、ブロッコリー、レタス等
ちなみに、ケルセチンはセラミドと同様油との相性が◎
油でさっと炒めて食べたり、生で食べる場合はオリーブオイルやごま油をかけると良いですよ♪
食事以外では、紫外線カットのマスクの使用もおすすめです。
対策をしっかり行って、肌荒れに負けない日々を過ごしましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
まとめ
【セラミド】を含む食材を食べよう!
こんにゃくや大豆、ひじきなど、肌の角質層の成分である【セラミド】を含む食材を摂ることで、肌のバリア機能を高める近道になります。
【ケルセチン】を含む食材を食べよう!
玉ねぎやブロッコリーなどの、ケルセチンを含む食材は新陳代謝を高める働きがあります。油と一緒に摂るとさらに効果UP!