【管理栄養士からのあったか健康通信】です!今週は内坂が担当します。
早速ですが、皆さんは【乾物】という言葉を聞いて
どんな食材を思い浮かべますか?
ひじき、切り干し大根、干ししいたけなど…
ラインナップをみると、あまり食べる機会がないという方
いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし!乾物には現代人に不足しがちな
ミネラルや食物繊維が豊富に含まれているのです。
そこで今回は、今日から食べたくなる乾物の魅力と
お手軽レシピをご紹介します!
小さくなっても栄養ぎゅっと詰まってる!?
乾燥させることで食材の水分が抜け栄養が濃縮される分、
栄養価が高まるのです。
例えば、小鉢1つぶん(約50g)のもどした切干大根と
生の大根を比較すると、
食物繊維は約3.5倍、カルシウムはなんと約5.2倍に!
その他にも、干ししいたけは紫外線を浴びることで
エルゴステロールという成分がビタミンDに変化します。
ビタミンDは、小腸でのカルシウム吸収を促進させる働きがあり
成長期のお子様から骨の健康が気になる方まで
幅広い方に摂取していただきたい栄養素なのです◎
市販の干ししいたけを調理する際は、
ぜひ日光🌞に当ててから調理してみてくださいね!
乾物の戻し方、実は3ステップのみ!?
乾物を使うために必要なのが「戻す」という作業ですが、
この作業がめんどくさく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、難しい作業は一切必要なし!
煮物だけじゃない!?乾物のお手軽アレンジ
切り干し大根には不溶性食物繊維が多く、
便の嵩を増やして腸を刺激し、
排便を促す働きがあるので便秘解消に効果的です。
干ししいたけはカルシウムを豊富に含む
小松菜や乳製品と組み合わせて
召し上がってみてくださいね!
乾物はかさも少なくストック場所にも困らないので、
ぜひこれからの常備食材として取り入れてみてください!
今回もお読みいただきありがとうございました。
まとめ
小さくなっても栄養はぎゅっと
切干大根を生の大根を比較すると、食物繊維は約3.5倍、カルシウムはなんと約5.2倍に!
干ししいたけは紫外線を浴びることで、エルゴステロールという成分が腸管でのカルシウムの吸収を高めるビタミンDに変化!組み合わせを楽しみながらぜひ調理を
切り干し大根には不溶性食物繊維が多く、便の嵩を増やして腸を刺激して排便を促す働きがあるので便秘解消に効果的!
干ししいたけはカルシウムを豊富に含む小松菜や乳製品と組み合わせて吸収率アップ!