今週は小田が担当します。
7月に入りじめじめとした暑い日が続いていますが
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
暑い日にはシュワっと清涼感のある
炭酸飲料を飲みたくなる方も多いはず。
実は炭酸は清涼感を感じられること以外にも
嬉しい働きをもつ飲み物であることをご存じでしたか。
今回は夏の強い味方である炭酸の魅力についてご紹介します。
炭酸水で夏バテ知らずに!
夏バテの大きな原因は暑さによる食欲の低下と、
汗により体内の水分やミネラルが不足してしまうことにあります。
なぜ炭酸水がおすすめかというと、
「食欲増進」効果が期待できるから。
炭酸水には二酸化炭素が溶けており、体内に入ると
血液中の二酸化炭素濃度が上昇します。
上昇後、体に余分な二酸化炭素を排出し、十分な酸素を
隅々の組織に送ろうとするため、血管が広がるのです。
その影響で血行が良くなると胃腸の動きも
活発になるため食欲が増進!
しかし炭酸と聞くと「からだにいいの?」と疑問に思う方も
いらっしゃるかと思います。
飲む際には以下のポイントを押さえれば◎
①糖分や甘味料の入っていない「無糖の炭酸水」を選びましょう。
②お腹を冷やさないように「常温」のものを。
⓷1回に飲む量は「コップ1杯」を目安にこまめに水分補給。
また、無糖の炭酸水は苦くて敬遠してしまうという方のために
アレンジ方法をご紹介します。
例えば、疲労物質を分解する働きのあるレモン🍋には
クエン酸が豊富ですので夏にはぜひ取り入れてほしい食材。
そこで、200mlの炭酸水に対してレモン汁1/2個分、
はちみつ🍯小さじ1をよく混ぜてレモンスカッシュに。
糖分の摂りすぎにならないよう、1日2杯までにしましょう♪
飲むだけじゃない!食材の下準備にも
暑い日が続くと、食欲も低下して特にたんぱく質が不足になりがちです。
その中でも疲労回復の働きがあるビタミンB1が豊富な豚肉🐖がおすすめ。
しかし豚肉は加熱するとパサパサになってしまうことが
悩みの種ではないでしょうか。
柔らかくジューシーな肉にするために
活躍するのが、まさに炭酸なのです。
肉自体の水分は調理をする過程で失われてしまいますが、
炭酸に漬け込むことで肉の水分を保つことができます。
なぜならば、肉は酸性、アルカリ性の
どちらか一方に強く傾けると保水性がUPします。
弱酸性の性質をもつ肉を炭酸の力で
さらに「酸性」に傾けて柔らかいお肉に!
長時間漬け込み過ぎると肉のうまみが流出してしまうので
約30分~1時間を目安にしてくださいね♪
いかがでしたか?
知られざる炭酸の魅力を生活に取り入れて暑い夏を乗り切りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
まとめ
炭酸の力で食欲増進!
炭酸を飲むことで体内の酸素と二酸化炭素のバランスを調整するように働くため、血行が良くなり胃の動きが活発に。食欲が低下しやすい夏にはもっていの飲み物◎
炭酸水を飲む際の注意点⚠
①糖分や甘味料の入っていない「無糖の炭酸水」を。
②お腹を冷やさないように「常温」のものを。
⓷1回に飲む量は「コップ1杯」を目安にこまめに水分補給。食材の下準備にも!
お肉は酸性・アルカリ性のどちらか一方に強く傾けると保水性がUP!
約30分~1時間を目安に炭酸に漬け込み柔らかいお肉に。