今週は下雅意が担当します。
暑い日が続き、いよいよ夏本番となりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
じめじめとした暑い日は手軽にさっぱり食べられるうどんやそうめんが食べたくなりますね。
そうめん、そば等の炭水化物でさっと済ましがちな夏の食事は、どうしても偏った食生活になりがち。
さらに、日差しが強いと室内にこもり、自然と運動量も低下するので夏の糖質主体の生活習慣は血糖値の乱れを引き起こす可能性も…。
そんな中で先日、お客様から
「血糖値が気になるけど夏場は食欲がないから、何を食べたらいい?」とご質問をいただきました。
そこで今回は高血糖とお酢の関係性についてご紹介します!
血糖値が上昇してしまう原因をおさらい!
血糖値と深く関わっているのが、インスリンという血糖値を下げる唯一のホルモンです。
インスリンは血液中に増えた糖を細胞内に取り込み、
身体の活動に必要なエネルギーへの変換をサポートします。
ところが、偏った食生活や運動不足は
インスリンの分泌量の低下や十分にインスリン本来の効果が発揮できず、
食後、血液中に糖が溢れてしまい、高血糖状態が続いてしまうのです。
「お酢」を活かして血糖値の上昇を緩やかに
高血糖を繰り返すと糖尿病の原因に・・・。
そこでおすすめなのが「お酢」。
お酢の主成分である【酢酸】には嬉しい効能がたくさんあります。
その一つに、酢酸には食べ物を胃の中に長く留らせる働きがあります。
胃から腸への流れを緩やかにし、消化時間が遅くなるので、
血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます!
また、糖尿病になる原因のうち高血圧もその一つとされています。
酢酸は血圧の上昇を抑える作用も持ち、調味料として取り入れることで
減塩につながるのでぜひ意識して活用してみましょう。
夏場は酢×○○がおすすめ
単にお酢を摂るといっても、 最近スーパーなどで見かけるお酢ドリンクには注意が必要です。 飲料は糖が多く含まれているものもあるため、 飲み物すぎは返って血糖値の上昇を招いてしまうことも。 飲み物ではなく、食事(料理)でお酢を取り入れることがポイントです。 中でも、【酢の物】や【もずく酢】、【めかぶ酢】などの 野菜や海藻を使用したお酢料理は 「お酢」×「水溶性食物繊維」のダブル効果で 食後の血糖値を抑えることが期待できます◎ 食欲が低下しがちな夏も食べやすいので、今の季節にうってつけ! 最近はスーパーだけでなくコンビニでも買えるので ぜひ、そうめんやざるうどんにプラス一品、追加してみて下さいね。 いかがでしたか。
ご自身の食生活を振り返り、糖質に食事が偏っているかも…なんて方は、ぜひ取り入れてみてください。
お酢を活用し、暑い夏を一緒に乗り越えましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
インスリンが血糖値を下げる唯一のホルモン
偏った食生活や運動不足はインスリンの分泌量の低下や効果が発揮できず、
食後の高血糖の原因に…。
糖質主体の食事、運動が不足になりがちな夏は特に気を付けましょう。お酢を上手く活用しよう
お酢の酢酸には血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます!
また血圧の上昇を抑える作用も持ち、調味料として取り入れることで
減塩につながるのでぜひ意識して活用してみましょう。お酢×水溶性食物繊維がおすすめ
食後の血糖値を抑えることが期待できる
「野菜や海藻を使用したお酢料理」がおすすめ。
そうめんやざるうどんにプラス一品、追加してみて下さい。