今週は伊藤が担当します。
冬の寒さが近づく今の時期、温かい飲み物が欠かせない方も多いかと思います。
皆さんは、温かい飲み物といえば何を飲みますか?
今回は、普段何気なく飲んでいる『あの飲み物』についてそれぞれ持つ栄養素の働き別に
お勧めのシチュエーションをご紹介します♪
緑茶は風邪予防に役立つ
緑茶に含まれる渋み成分のカテキンには、殺菌効果が期待できるため、風邪予防にはうってつけ!
なぜならカテキンは、細菌の細胞膜を壊したり
ウィルスが体の細胞に付着する接合部分を塞いだりする
働きがあるため、感染予防の効果が期待できるのです。
空気が乾燥して細菌やウイルスに感染して体調を崩しやすい今の時期に◎
また、カテキンは80℃以上の高温のお湯に溶け出しやすい性質があります。
休憩時間のお供に、茶葉が入った緑茶のティーバッグを急須に入れて飲むのもおすすめです。
コーヒーで肌荒れ改善!?
コーヒーにはポリフェノールが豊富で飲み物の中では赤ワインに次ぐ量が含まれています。
様々な栄養効果を持つ成分を総じてポリフェノールと呼びますが
特にコーヒーの場合は血管のしなやかさを保ち 血流を改善する働きがあります。
また、抗酸化作用により紫外線などの様々なストレスの軽減に期待大!
ストレスからくる肌の老化や乾燥を解消したり、血流の改善により、肌の材料となる
栄養素を全身に隈なく届けられるので肌トラブルが気になる時期には頼りになりますね。
しかし、日常的に取り入れ続けないとポリフェノールは消耗してしまいます。
コーヒー中のカフェインには利尿作用があり、せっかく取り入れたポリフェノールが
排出されやすいという特徴もあるのでぜひ、ノンカフェインタイプも検討してみてください。
ココアでお通じ改善?
「ココア」と「整腸作用」の関係性はあまり聞き馴染みがないかもしれないですね。
ココアに含まれるカカオプロテインというたんぱく質と不溶性食物繊維のリグニンは
消化・吸収されずに大腸まで行き届きます。
その結果、便のカサを増えることで腸が刺激されると
便をスムーズに送り出す動きが活発になるのです。
さらに、カカオプロテインに至っては善玉菌のエサとなることで
菌の増殖をサポートする効果も期待されており
排便効果と合わせて腸内環境の改善に◎。
ちょっと知っておくだけで人に話したくなる健康効果がたくさんあります。
温かい飲み物を飲んで寒い冬をたのしく過ごしましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
緑茶は風邪予防に役立つ!
緑茶に含まれる渋み成分のカテキンには、殺菌効果が期待できるため、風邪予防にはうってつけ!
カテキンは80℃以上の高温のお湯に溶け出しやすい性質があるので、
休憩時間のお供に、茶葉が入った緑茶のティーバッグを急須に入れて飲むのもおすすめです。コーヒーで肌荒れが改善!
様々な栄養効果を持つ成分を総じてポリフェノールと呼びますが
特にコーヒーの場合は血管のしなやかさを保ち 血流を改善する働きがあります。
ストレスからくる肌の老化や乾燥を解消したり、血流の改善により、肌の材料となる
栄養素を全身に隈なく届けられるので肌トラブルが気になる時期には頼りになります。
また、抗酸化作用により紫外線などの様々なストレスの軽減に期待大!ココアでお通じ改善!
ココアに含まれるカカオプロテインには消化されにくい性質があり
小腸では消化されず、大腸まで行き届き便のカサを増す働きがあります。
不溶性食物繊維のリグニンも含まれており
消化吸収されずに便の量を増やして腸の蠕動運動を活発にする働きがあるため
ダブルで便秘対策に効果的です。
『便通対策したいけど、ココアは甘くてカロリーが気になる…』
という場合、砂糖が入っていないココアパウダーに
はちみつを入れて飲むとカロリーを抑えられて◎